日常、介護、片付け、ワンコ…雑多な日記ブログです

遺影の話

2023年05月09日
片付け 4
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どの家も同じじゃないかなと思っているのですが、私達夫婦の実家でも葬儀の時の遺影は、その後部屋の上の方にずっと飾られていました。実際は遺影には宗教的な意味はないらしいのです。
でも、我が家の場合、父も弟も私が結婚してから亡くなったので、実家に帰るたびに遺影を見て二人を思い出していましたし、家で暮らす母にとっては、遺影の写真はいつも見守ってくれている存在だったろうと思います。

それぞれの実家の遺影

旦那の家を片付けた時に遺影をどうしようかという話になり、捨てるのも、そのままこの家に持って帰っても飾るのも何だかな~だったので、写真を額から出し封筒に入れて保存することにして、額は捨てました。

私の実家の遺影は、母が大事に段ボールの中に弟の他の遺品と一緒に保管していて、この家にありました。
で、私も先日やっと遺影の額を捨て写真のみ封筒に入れることができました。なかなか気分的に手が出ませんでしたが、母が亡くなったのでできたかなと思います。正直段ボールが捨てられたのは嬉しかったです。
ちなみに母の遺影ははがきサイズくらいで作り、まだそのまま手元にあります。

遺影ごと家を売る人

以前友人が家を買った話をしてくれたのですが、家具がそのままだったので随分安く買えたそうなのです。
でも、遺影もそのままだったと聞き、ちょっと驚きました。
遠方にすむ方で、思い入れがあまりなかったのかもしれませんが、知人も遺影が残っていたのには驚いたそうです。
ただ先に書いたけど、遺影には宗教的な意味はなく、そのまま捨てるのは何の問題もないそうなので、どう扱うかはそれぞれの考えによるものなのでしょうね。友人は処分をどうしようか随分悩んだらしいですけど・・・
私自身は仏壇と同じく、魂が宿るみたいな感覚でいたので、なかなか写真は捨てられませんが、確かに遺影って元の写真があってそこから持ってきた物ですから、捨てても問題ないのかなぁと思ったりします。 PVアクセスランキング にほんブログ村良かったらポチッとお願いいたします。
しんべい
この記事を書いた人: しんべい
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
物を捨てるのが苦手な専業主婦です。老後に向けての片付けブログの予定が、雑多な日記帳になりました。旦那・娘と暮らしています。息子は結婚して他県に在住。男の子の孫が一人います。
ワンコが2021年3月2日に旅立ちました。
2022年9月 ミニチュアダックスが新しい家族になりました。
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2008年9月28日ヤフーブログ開始 2019年6月12日FC2へお引越し

コメント 4件

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ささにしき  

こんばんは♪

遺影ですか・・・実はそれが気になっていた所です。
ささにしきの実家が売れそうな気配なのですが、家の中は母が住んでいた頃そのままで、
母が使っていたベッドや食卓セット、居間のソファ、仏壇など置いたままです。
それは買い手との話し合いで決めればいいと思っていますが、
気になるのは父や祖父、祖母の遺影です。
しんべいさんから良いアイデアを頂き、写真だけ封筒に入れて保管すればいいと思い
悩みは一気に解決しました。ありがとうございます。

亡き息子の遺影は 部屋の長押に飾るのは忍びなく、、、、
仏壇の中に はがきの2回りぐらいの大きさの遺影を置いています。
毎日、ご飯をお供えするときにその写真に向かってお話をしています。

2023年05月09日 (火) 23:09

ポンデリン子  

しんべいさん、こんばんはぁ~

遺影って、家族にとっては想い出と同じだし、大切な物・・
でも他人にとっては、ただの他界した人の写真・・
扱いが違って当然ですよねぇ~
遺影毎買った方、かなり驚きますねぇ~何だか魂も一緒に買った感じになりますもん・・
そこは処分して欲しかったですよねぇ~業者さんにでも・・

我が家には旦那の両親と祖母の大きな遺影が仏間に飾られています。
仏壇の中にも掌サイズの遺影も・・
ほぼ毎日ご飯お供えしてお水、お茶も代えて・・・
それが長男の嫁の宿命?そぉ思って続けてますが
もし旦那が居なくなったら、このままずっと続けるのか・・・
ふと、そんな事も想像したりします。
旦那は大事に大事に遺影もずっと持ってるでしょうけど、大きな遺影も?
旦那には言えませんけど、考えますね~

多分、この大きな家もきっと処分するでしょうし、
そんなに遠い日の事ではないと思うと
しんべいさんのこの記事、他人事では無い気がしてなりません・・
何が正解かも解らないですよね~
こう言う事って、ホントに難しいですねぇ~

2023年05月10日 (水) 00:13
しんべい

しんべい  

To ささにしきさん

ささにしきさん、こんにちは~
コメントを、ありがとうございます♪

ささにしきさんは、ご実家の遺影をどうするか気になっておられたのですね。
この記事がお役に立てたなら嬉しいです。
母はこちらに来る際自分で荷物をまとめていたのですが、遺影とお位牌と自分の息子の遺品は大事に一つの箱に入れていました。大きいミカン箱で、それをどうしたものか私も悩みましたが、結局写真だけ外して額は処分しました。
父と弟ともう一枚父方の祖母の遺影もあり、何となく父を真ん中にして封筒に入れたんですよ。
こういう所もなんとなく気にしてしまうんですよね~

ささにしきさんの息子さんの遺影は仏壇に置かれているのですね。
私の母も息子を早くに亡くしたわけですが、祖母が亡くなった彼のことを仏さんと(悪気はないけど)呼ぶのをすごく嫌っていましたね。そんな風に思いたくはなかったのでしょう。
弟の遺品として免許証や眼鏡があるのですが、それは母の遺品と一緒に残しました。
私の子どもたちに処分をお願いすることになりそうです。

2023年05月10日 (水) 13:52
しんべい

しんべい  

To ポンデリン子さん

ポンデリン子さん、こんにちは~
コメントを、ありがとうございます♪

知人から、買った家に遺影が残されたままだったと聞いて本当に驚きました。
大切なものだったと思うから、買った方としてはどうしたものか困りますよね~
遺影をどうするかで色々ネットも見ましたが、記事のように余り宗教的意味はないそうなのです。
明治の頃から出征の前に写真を取る習慣があり、戦死したらそれを飾るというのが始まりらしいです。なので額を捨てても良いかな?と思えました。

リン子さん、私は同じ長男のお嫁さんとしてお恥ずかしい(ーー;)
今仏壇が家にありますが、お花もお供えも長持ちするものばかりです。
毎日ご飯もお茶も変えておられるのですね。
でももし私が後に残っちゃったら、今よりお仏壇に向かうだろうなぁと思んですよ。
仏壇に向かって旦那と話をしているんじゃないかなと思ったりします。
なんだか色々考えてしまうのってわかります^^

そうそう、この家もどうなるかなぁと思います。今時2世帯住宅みたいな広い家売れるかなぁなんて、旦那と話すこともあり。
なんというか・・・体の衰えとともに、あれこれ考えが変わるものですよね。先のことはわからないから、色々考えていると難しい~~~

2023年05月10日 (水) 14:26