懐かしいミュージックサイレンの音

写真は昭和32年当時の岡山県庁舎だそうです。↑
今住んでいる街では、毎日12時になると音楽が鳴ります。なぜ12時なのかよく分かりませんが、街のあちこちにメガホンのような物が高いところにあり、これはこの音楽だけじゃなく、防災無線の役割も果たしています。
10代でこの街に引っ越した娘はどうもこの音楽に馴染めないようなのですが、私はあまり気にならなくて、そんな話をしていたら昔の私の故郷のサイレンを思い出し、とても懐かしく思いました。
日に4回のミュージックサイレン
私が結婚するまでに住んでいた街では日に4回、県庁から音楽が聞こえていました。- 午前7時は初めて曲名を知りましたが、小田進吾さんの『朝』という曲
普段は何も思わずに聞いていましたが、夏休みにこれを聞くとラジオ体操後の清掃活動が終わる時間で、やっと帰れる~と喜んだものでした。 - 午後12時はシューベルトの『菩提樹』
この時間にお腹がすいた~~~と思った覚えしかありません。 - 午後5時はドボルザークの『家路』
当時は塾に通うとか少なかったのではないのかな?私の場合は、これを聞くともう家に帰らなきゃと思わされた曲でした。 - 午後9時は『子守歌』
ねんねんころりよおころりよ、坊やはよい子だねんねしな~~~の曲です。若い方はあまりご存じないかも?
つい最近まで流れていた
もうずっと前になくなっていたと思っていたサイレンですが、驚いたことに平成28年まで鳴っていたらしいです。どうやらメーカーのメンテナンス対応が終了すると言うことで、このメロディも終了したようです。
最近では除夜の鐘すらうるさいと苦情が来るこの頃。苦情があって止めたのではないと知り、嬉しくなりました。
私に取っては懐かしい音楽で、生活の一部でした。子供たちと里帰りしたときも懐かしく聞いたもので、子供も覚えているようでした。 覚えていないのですが年末には『蛍の光』年始には『君が代』も流れていたようです。
祝祭日には必ず日の丸を家の前に掲げていた子供の頃を思い出します。
うだうだとした昔話、お読みいただきありがとうございました。

